2023
vol.249

■発 行/一般社団法人磐田青年会議所 総務委員会

〒438-0078 静岡県磐田市中泉281−1 
TEL:0538-37-1616 Email:office@iwata-jc.or.jp

■発行人/理事長 神谷 友洋 ■編集人/アカデミー委員会 委員長 石山 賢

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一般社団法人磐田青年会議所2023年度スローガン

今こそ一つに

Next Innovation Iwata

理事長挨拶

第60代 理事長

神谷 友洋

はじめに
 1964年に磐田青年会議所が発足して以降、私たちは先輩諸兄の想いを引き継ぎながら活動を続けてきました。しかし、約60年という時間の中で創立メンバーの熱い想いが今の現役メンバーにどれほど受け継がれているのでしょうか。 長く組織を運営しているなかで、仕組みやルールが環境に即さなくなったり、所属メンバーの想いの低下が起きたりすることを組織の老化といいます。経済環境や家庭環境、自然環境が目まぐるしく変化する中で今の磐田青年会議所は対応していかないといけないことは多くあり、メンバーの想いもさらに熱く出来る余地があると感じています。 人間でいうところの還暦という大きな節目を次の時代への新たなスタートラインとして迎えられるように、しっかりと過去の活動を振り返り、まずは現役のメンバーが創立時のような熱い想いを持って活動ができるような環境を作っていきます。

ウィズコロナ・アフターコロナの時代に
 磐田青年会議所はこれまで様々な団体や市民の協力があり活動することが出来ています。新型コロナウイルス感染症の拡大で活動が制限される状況が3年以上続き、関係が希薄になりかけている今だからこそ、各団体や市民の皆様を繋げるハブの役割を持って活動してきた経験を活かし、改めて関係性の強化を図り、新しい協力体制を考える時なのではないでしょうか。  また、例会や委員会、各会議、懇親会の在り方など一から見直し、それぞれの重要性を理解する必要があると考えます。特に例会や委員会に参加することはメンバー一人ひとりの義務です。なかなか参加できていないメンバーが参加できる環境を作るために何をしたらいいのか、青年会議所内で役職を受けているメンバーが率先して考え行動することも重要な役割です。

柔軟なまちづくり
 2022年7月、磐田市に新しく市民文化会館「かたりあ」がオープンしました。そして数多くの例会や事業を開催した磐田グランドホテルや、磐田青年会議所の事務局があり理事会や委員会で仲間と濃厚な時間を過ごした磐田商工会館の建て替えも進んでいます。磐田のまちが大きく変わる中で常に先頭を走る団体であるために、市や市民、関係諸団体が私たち磐田青年会議所に何を求めているのかをしっかり調査をする必要があります。そして、60年まちのためを想いまちのために行動して来た実績のある磐田青年会議所のメンバーとして、一人ひとり磐田をいいまちにしたいという想いがある私たちだからこそ、求められていること以上の効果をもたらす事業が出来ると確信しています。

子どもからまちを元気に
 デジタル化によって子どもたちの遊びが変わり、抱く夢も多岐にわたるようになりました。しかし、昔も今も子どもたちの好奇心に変わりはありません。夢を実現させる道が分かりやすくなった今だからこそ、自分は何が好きなのか、何が苦手なのかを色々な体験を通して感じてもらいたいと思います。 そして好奇心旺盛な子どもたちが何かにチャレンジしようとしている姿は人の心を動かします。私たちも例外ではなく、毎年開催している青少年事業を経験しその後の活動の力になったという声をよく耳にします。子どもたちのことを考えて実施していた事業が、逆に私たちメンバーのモチベーションに繋がっていたことも事実なのです。子どもたちだけではなく、大人も巻き込んだ事業を行うことで、磐田のまちが元気になると考えます。

会員としてのメリット
 私たちは青年会議所のメンバーであると同時に、それぞれ仕事を持っています。トレーニング、サービス、フレンドシップという三信条の下活動を行っていますが、生活の根元となる各々の仕事が充実していないとそもそも活動が難しくなってしまいます。 2018年に日本青年会議所の定款にビジネスの機会が明記されました。これは青年会議所に入れば仕事が増えるという直接的な意味ではありません。スケールメリットを活かし社業だけでは得られない、今の仕事の改善点、ビジネスを広げるネットワークや知識、組織運営の方法など情報交換や経験が出来るということです。メンバーがその機会を有効に活用することで社業の安定や発展が期待でき、青年会議所の活動に参加しやすい環境になり、さらには勢いのある会社が増えることで磐田のまちの活性化にもつながります。

組織の継続
アメリカの経営学者のチェスター・バーナードは組織が成立するためには「コミュニケーション」、「貢献意欲」、「共通の目的」の3つが必要だと提唱しています。40歳で卒業という絶対的なルールがありメンバー構成が1年ごとに変わる中で、組織の目的を理解し組織のために行動できるメンバーが相当数いなければ、磐田のまちの発展に寄与することはできません。 経歴の差や役職を超えて、それぞれがコミュニケーションをとり、全員が同じ目的を持って組織に貢献するという体制を整えることが必要です。  新しい仲間を迎えたときも同様に、青年会議所に入ることではなく、その後青年会議所で何を学ぶことが出来たかが重要です。常に次の世代に繋ぐことのできる人財を育成できる強い組織を目指します。

結びに
磐田青年会議所が過去100名以上で活動していた時代、他の団体で精力的に活動されてる先輩や、団体の代表をされている先輩が多く現役として在籍していました。現役時代は青年会議所の活動も自信と誇りを持って向き合っていたことは容易に想像できます。今私たちに必要なことはこの自信と誇りだと私は考えます。  まちも人も変わりつつある今、私たちも変わる努力をしましょう。誰も真似が出来ない活動をしているという自信と、先輩方が創り上げてくれた磐田青年会議所という組織に誇りを持ちましょう。その姿はきっと他の人からは輝いて見えるはずです。そして、その姿を見た人の中から一緒に活動したいと新しく仲間になってくれる人もいるでしょう。このサイクルこそ私たちがまちを変える大きな一歩になるのです。

2022年度 褒賞結果

最優秀委員会賞

わくわく人財発掘委員会

優秀委員会賞

笑顔咲くまち委員会

最優秀会員賞

山田憲嗣

優秀会員賞

中村竜也

最優秀新人賞

望月涼介

2023年度 組織図

2023年度執行部

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