磐田青年会議所スローガン つなげよう心と心想いと想い絆がつくる未来の創造

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磐田青年会議所 理事長所信

「はじめに」

2019年に磐田青年会議所は、創立55周年を迎え、多くの先輩諸兄の意思、すなわち明るい豊かな社会の実現への熱い想いは私たちの活動の原点となっています。私たちの磐田を想う気持ちをひとに伝え、ひととともに磐田の魅力を引き出すためにまちをつくり、まちを良くしていく活動は磐田青年会議所を成長させてきました。

私は、磐田青年会議所の仲間に多くの試練と多くの経験、多くのまちづくりに対する楽しさを教えていただきました。そこには、仲間から脈々と引き継がれている「心」があったからこそ今の私があります。その「心」とは、自己成長し磐田のまちを魅力的にしていく熱い想いのこと、活動できることへの感謝、ひとの痛みがわかり、夢を描ける子供の創出、刺激しあう友情、多くのひとと出会うことで、磐田のまちを良くしようとする多くの想いのことになります。そして、今、磐田青年会議所の仲間と磐田に住む人びとと、その「心」を一つに合わせることで磐田青年会議所が掲げる魅力あふれるまちを形成していきます。

「全員で臨む会員拡大と成長の好機」

磐田青年会議所は、2019年の時点で、県内3番目の74名にものぼる会員数を誇っています。しかし、2020年には、そのうち11名もの仲間が卒業をしてしまいます。仲間が減ってしまうと、効果的な事業ができず磐田青年会議所の活動は縮小していくことになります。さらに、活動歴の浅い仲間が全会員の半数を占めることも磐田青年会議所のひとつの課題となっています。活動歴の長い仲間がいる今が磐田青年会議所として成長する良い機会なのです。

そこで、若い人財と出会い、磐田青年会議所全員の情熱で巻き込んで同志となり、仲間の英知と行動で育て次代を築いていくのです。しかし、そこには必ず、経験豊富な知識と行動が伴わなければ、私たちは新しい仲間に道は示せません。仕事や私事も大切であり、また、基盤ともなることではありますが、何故入会し、何故時間を割いて活動をするのか、何故まちを良くしたいのか、一人ひとり考えていかなければなりません。失敗してもいいじゃないですか。否定されたっていいじゃないですか。思いどおりいかなくたっていいじゃないですか。私たちは、若者です。試練なくしてひとは成長しません。声に出して盛大に磐田への熱い「心」をぶつけ合おうじゃありませんか。切磋琢磨した「心」は、より強く輝きを放ちます。そして、より多くの仲間で磐田青年会議所の活動をしていくことで活動の幅も拡がりをみせるのです。

「感謝し、そして届ける想い」

磐田青年会議所の活動は、私たちの力のみではより効果的な成果を挙げることはできません。行政、関係諸団体、地域の皆様や先輩諸兄の助力があって初めて活動ができていることを忘れてはいけません。そこには、必ず感謝があります。活動できることへの感謝の想いを伝えることこそが必要なのです。感謝の意を伝え、さらなる協力関係を築いていくべきです。その協力関係の構築は、磐田青年会議所の活動に拡がりをみせるのです。

ところで、私たちの活動はどれだけ地域の皆様に認知されているのでしょうか。時代の流れは、JCしかない時代から、JCもある時代に移り変わって久しいです。そのような中、他の団体から注目される団体になるためには、まちづくりひとづくり団体として、どのような問題があって、どのような目的をもって、どのような想いをもって、まちやひとがどうな ってほしいのかを発信しなければなりません。この想いを届けることによって、私たちの活動や磐田の魅力が注目され、一人ひとりが自らの住めるまちに感謝する「心」を育てるのです。そして、私たちも活動できることへの感謝する「心」を伝えることができるのです。

「思いやりと夢想することを楽しく」

子供は、真っ白いキャンバスのようにどのような色にも染まります。私が子供のころは、父母の愛は当然のことながら、近所のおばさんやおじさんなどに見守られることによって、物事の良し悪しを考えられるひとになることができました。しかし、時代は流れ、外で遊ぶ機会が失われ、以前からあったまちぐるみで子供を育てる環境は失われてきています。そこで、磐田青年会議所で何ができるのかを考えなければなりません。一つは、徳。一つは、夢。一つは楽しむこと。子供が自発的に正義を尊び、将来に想いを馳せることのできる
「心」の成長を促すためには、ひとの気持ちを理解できる徳を磨き、将来の姿を夢に思い描き、そして、そうなるためにはどうすればなれるのか考え挑戦し、子供らしく楽しくしていくことが肝心になっていきます。さらに、私たちも子供の成長を多角的に見守るために、私たち自身も楽しく子供と行動していかなければなりません。そして、「心」の成長をはたした子供は大人になり、その大人は親となり子供を育て伝え、循環していくことによって子供を持つ親が、子供の「心」の成長に責任を強く感じることができるのです。さらに、多くの親や子に循環ができることによって、まちぐるみで子育てをしていく環境ができるのです。

「繫ぎ手たる磐田青年会議所」

磐田市の人口は、2008年に17万6千人を超えていた時をピークに下降傾向にありましたが、近年、少しずつではありますが上昇傾向にあります。しかし、人口の上昇傾向にありつつも、まだまだまちには活気が戻ってきていないように感じます。

そこで、磐田青年会議所はかつてあった活気を取り戻すため、また、それ以上の活気を引き出すため、磐田の魅力、すなわち地域資源を活かして磐田を盛り上げていきます。そのために、老若男女参加することができ、また、参加しやすく知らないひと同士でも肩を抱き合いその楽しさを感じていただく場を設けなければなりません。しかし、場を設けても磐田青年会議所だけでは限界があります。盛り上がりをより効果的に創出していくために、磐田青年会議所は市民、行政、諸団体、企業、学生たちの繋ぎ手となり、より多くのひとと出会うことによって、事業の幅を拡げ強固な連携ができるのです。出会いのひとつひとつを大切にし、磐田のまちを活気づかせるのです。そして、届けるのです。私たちは、磐田が大好きである「心」を。届けば、必ずそのひとも磐田を大好きになります。

「多視点の経験を享受」

青年会議所は、機会提供の団体となります。その機会とは、国際の機会、ビジネスの機会、個人開発の機会、社会開発の機会があり、青年会議所は常に機会を提供していかなければなりません。地域を越えた仲間たちは日本全国のみならず世界にいます。そして、各LOMは、各地域の課題に対し真摯に向き合っています。その取り組みは、私たち磐田青年会議所の会員にとっても刺激になり、その経験は、今後の青年会議所活動にも活かされていきます。

市町村の課題は、地域を違えど似通るところがあります。各LOMの取り組みや向き合い方は多種多様になります。今後の事業充実や仲間の成長のため、その情報や経験を得ていく必要があります。そして、情報や経験を得る機会として各LOMの会員と最も触れ合うには出向の制度があります。各LOMの会員と苦楽を共にすることで、そこでしか味わえない環境や活動、経験は確かな友情として芽生えます。出向の制度をとおし、各LOMの会員と交流することで、課題への向き合い方を多角的な視点で見ることができ、今までと違った向き合い方ができるはずです。また、磐田青年会議所の代表として出向していく経験を磐田青年会議所にも落とし込んで経験の共有を図っていきます。そして、磐田青年会議所の仲間は、出向者とともに成長し、一人ひとりが磐田を牽引できる指導者となる「心」を磨くことができるのです。

地球環境の問題は、地球に住み、磐田に住む私たちにおいても決して他人事ではありません。私たちが普段何気なくやってしまっていることが、環境を苦しめ、ひとを苦しめていることに気づくべきです。簡単なところからでもいい、女性の活躍推進、食品ロス、防災意識の向上を実施していきましょう。そして、磐田や私たちの意識を変える第一歩を踏み出し、やさしいまちづくりのできる「心」を養うことができるのです。

「結びに」

「心」を一つに持って取り組めば、どのような困難な課題も解決できます。私たちが困難に挑戦していくその姿をひとに魅せていくのです。そうすれば、私たちは輝くJayceeとなり、そして、ひとは私たちに感化され、同志となりまちを輝かせるのです。私は、磐田青年会議所の仲間を一丸とするため誰一人取り残さない。同じ「心」をもった仲間やひとが磐田青年会議所にも磐田のまちにも増えれば、磐田を良くしようとする想いは波及していきます。この拡がりが明るい豊かな社会として創られていくのです。 

 

一般社団法人磐田青年会議所
第57代理事長 永田 裕史